心身を鍛えて責任感を身につける!子供への野球の習わせ方

野球は日本においてもっとも主要なスポーツの一つといえるでしょう。
毎年、夏の甲子園大会ともなるとテレビや新聞、ネットなどのメディアでも大々的に取り上げられますし、セ・リーグ、パ・リーグというプロ野球制度も確立しています。
ゆくゆくはプロ野球選手になりたい、という少年も多く、将来の夢に関するアンケートでも、プロスポーツ選手は常に上位へランクインしています。

今回は、

・子供に野球を習わせることのメリット
・野球はどのように習わせればいいのか
・野球に関係する職業にはどういったものがあるのか

などの点についてみていきましょう。

野球について

野球の歴史

これほどまでに社会に浸透し、定着しているスポーツでありながら、野球の起源というのはあまりはっきりとしていません。
ただ、有力な説としては、イギリスの「タウンボール」という球技がアメリカへと入り、変化するうちに野球となった、と言われています。

日本には、1871(明治4)年にホーレス・ウィルソンという米国人が、現在の東京大学(当時は東京開成学校予科)で学問を教える傍ら野球も教え、それが全国へと広まっていったというのが始まりです。

野球のルール

野球ファンなら野球のルールなど今更解説される必要もないでしょうが、案外細かいところはわからないという方も多いかも知れません。

野球にはきちんとした公式ルールがあります。
それは「公認野球規則」という文書で定められており、TV放送でも観られるプロ野球の試合も、全てこの規則に従っているのです。

1チームの人数は、指名打者制を採る場合は10名、採らない場合は9名で、この他に監督やコーチといったメンバーがいます。
2つのチームが回ごとに攻撃と守備に分かれ、攻撃側の打者(バッター)は相手側の投手(ピッチャー)の投げた球を打ち、ベースと呼ばれる場所を一塁・二塁・三塁、そして本塁という順に回ることで得点します。

逆に守備側は、攻撃側の打者かベースを回る走者が合計3名アウトになることにより、攻撃側へと交代することができます。
この攻撃と守備の一巡が、原則として9回繰り返され、それが終わった時点で得点の多いほうが勝利です。

野球のリーグの区分

日本で行われている野球とそのプレイヤーの区分には、いくつかの種類があります。

まず、プロ野球とアマ野球に分かれます。
プロ野球のリーグ(チームの連合体)には、セントラル・リーグ(セ・リーグ)とパシフィック・リーグ(パ・リーグ)、独立リーグ、日本女子プロ野球リーグがあります。
アマ野球は、社会人野球のほか、学生野球が大学野球と高校野球とその他の学生野球に分かれ、さらに少年野球、学童野球、女子野球があります。

プロに限らず、多くのプレイヤーが様々なチームで活躍しているのです。

野球を習うことのメリット

球技の王道

他の多くのスポーツと同様に、野球にも様々なメリットがあります。
まず、運動ですから身体が鍛えられます。
バットを振って球を打ち上げたり、球を速く力強く投げたりするためには腕の力が必要ですし、塁を回ったり飛ぶ球を追い掛けたりするためには足腰の力も求められます。

また、野球は小さな白球を投げ、打ち、捕るという競技ですから、集中力が不可欠です。
ストライクゾーンを狙って投げるにせよ、球速100km以上の球を捉えて打つにせよ、生半可な集中では続けられません。

つまり野球は心身共に鍛えられるスポーツといえます。

チームプレー精神

個人競技とは異なり、野球は1チーム9名でプレイするスポーツです。
各選手のポジションも打者、投手、捕手などというように分かれ、時には入れ替わります。
つまり、ポジションごとに行わなければならないことが異なってくるため、自分自身の役割というものに責任を持たなければならないのです。

異なる役割を持つ同士が互いに責任を持って協力するというのは、将来仕事をする上でも非常に大切なことです。
野球のチームプレーとは、個別の座学では学べない、そういった姿勢や取り組み方についても教えてくれるのですね。

交友関係の広がり

野球プレイヤーや野球好きは数多くいます。
もちろん、同じ野球チームのメンバーも大切な仲間となり得ますが、それだけではなく観戦が好きだという人も、かつて球児だったという人もいるわけですから、野球をやっていることによって、それらの人たちとの共通の話題ができることになります。

少年野球や小中学校、高校の部活だけではなく、社会人野球なり草野球チームなりは至るところにありますし、大人になっても交友関係を広げるのに役立つのが野球というスポーツの大きなメリットの一つといえます。

野球教室 野球の習い方

少年野球とリトルリーグ

一口に「野球を習う」と言っても、いくつかの区別があることに注意しなければなりません。
まず、用いるボールの硬さにより、「軟式」と「硬式」に分かれます。
それから、この軟式と硬式の違いとも関連しますが、学童野球・少年野球とリトルリーグ・ボーイズリーグなどの区別があります。

学童・少年野球では軟式球が用いられ、リトル・ボーイズリーグなどでは硬式球が使用されます。

比較的安全で気軽に始めるなら学童・少年野球ですが、プロを目指す場合にはリトルリーグなどのチームに入ることが多いといわれています。
ただ、リトルリーグなどは学童・少年野球に比べてチーム数があまり多くないため、近場にないという可能性もあります。

どちらを希望するにせよ、まずは見学しながらチームの雰囲気を掴むところから始めるといいでしょう。

野球を習う場合の費用

気になるのが、子供が野球を習う場合の費用です。
第1に、バットやグローブ、ユニフォーム、ソックス、スパイク、バッグといった道具の代金が掛かります。
これらの金額は質によっても多少変わってきますが、概ね以下の通りです。

・バット 約1~2万円
・グローブ 約5000~1万円
・ユニフォーム(含アンダーシャツ・ソックス) 約5000円
・スパイク 約3000~5000円

これらは子供の成長と共に買い換えなければならないものでもあり、何度かは新たに出費があるとみたほうがいいでしょう。

これに加えて、月謝(チーム費用)が、少年野球なら2500円ほど、リトルリーグなどであれば5000円前後掛かります。
そして、大会に出る場合は遠征費が、泊まり込みで練習に行く場合は合宿費が掛かります。

全てひっくるめると差し当たり5~10万円は必要となりますので、それを踏まえておくといいでしょう。

野球と職業

プロ野球に関わる仕事

野球は競技人口の多いスポーツですので、関連する職業もそれだけ多くあります。
野球そのもののプレイで生計を立てているのであれば、それはプロですが、プロ野球とは別の部分でも野球との関わりのある仕事はあります。

プロ野球に関する職業としては、プロ野球選手、監督、審判、コーチ、トレーナー、そしてスタッフがいます。
スタッフには球団スタッフと用具スタッフがおり、前者はチームの運営に、後者は選手の使用する道具の管理に、それぞれ携わります。
また、海外の選手も多いことから、通訳もまたプロ野球には欠かせない職業です。

その他野球に関わる仕事

少年野球やリトルリーグの監督やコーチ、体育教師、中高の野球部の顧問なども野球との関わりを持つ職業といえます。
また、スポーツメーカーで野球道具を開発する研究開発職や野球ライター、カメラマンといった職業も野球との繋がりを持つものです。

野球に関わる仕事には多様なものがありますので、選手以外でも道はいろいろとあるといえます。

まとめ

甲子園やドラフトなどで盛り上がる野球は、職業との繋がりという意味でも、幅広い相手との共通話題となるという意味でも、役に立つスポーツといえます。
子供に習わせるスポーツとして意義深いものですので、お子様が興味をお持ちであれば、ぜひ挑戦させてあげるといいでしょう。

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