子供の習い事をどう選ぶ? 習い事ランキング最新版!

子供の習い事ランキングというのは、単に子供からの習い事への人気を示したものではありません。
確かに、子供が自ら習いたいものを選んで親に頼んで習わせてもらう、というのであれば子供自身による人気度の指標となるでしょう。
ですが、実際には、親が習わせてみたい習い事を子供に勧めるというパターンが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、子供が今習っている習い事のランキングを参照しながら、どういった習い事が人気で、そこからどのようなことが読み取れるのかについて検討していきましょう。

「子供の習い事ランキング」について

2017年秋のランキング

以下に示すのは、2017年の9月8日から11日にかけてインターネット場で行われた、「『ケイコとマナブ』 2017年 子どもの習い事アンケート」の結果です。

・参考 ケイマナニュース
http://top.tsite.jp/news/workstyle/o/37323198

この調査は、株式会社マクロミルの登録モニターである、小学生以下の第一子を持つ全国の女性を対象としたもので、2017年と2016年の有効回答数は、それぞれ未就学児、小学校低学年、小学校高学年の子供を持つ母親が309名ずつの合計927名です。

ただし、2014~2016年までの調査対象者は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の在住者に限られることに注意する必要があります。
また、習い事は通信教育などではなく、実際に教室へと通うタイプのものです。

・ランキング結果

ランキングは第1位~第15位まで示されています。

  1位 水泳        スポーツ系
  2位 英語・英会話    学習系
  3位 ピアノ       芸術系
  4位 書道        学習・芸術系
  5位 学習塾・幼児教室  学習系
  6位 体操        スポーツ系
  7位 サッカー      スポーツ系
  8位 そろばん      学習系
  9位 スポーツ(その他) スポーツ系
10位 ダンス       スポーツ・芸術系
11位 空手        武道系
12位 リトミック     芸術系
13位 バレエ       スポーツ・芸術系
14位 テニス       スポーツ系
15位 絵画        芸術系

上位5つの回答率としては、第1位の水泳が40.8%、第2位の英語・英会話が27.7%、第3位のピアノが20.3%、第4位の書道が14.1%、第5位の学習塾・幼児教室が13.5%となっています。

また、今後習わせたい習い事としては、第1位から順に、英語・英会話、水泳、書道、学習塾・幼児教室、そろばん、という結果になっています。

ランキングから見えること

各ジャンルのバランス

今回、第1位から第15位までの習い事を、「学習系」「スポーツ系」「芸術系」「武道系」の4ジャンルに便宜上分類してみたところ、武道系が空手のみと少ないものの、他は概ねバランスよくランクインしていることがわかります。

もちろん、一人の子供につき一つしか習い事を習わせていないとは限らず、たとえば水泳とそろばんを習わせている、というようなご家庭もあるでしょう。

このランキングから読み取れるのは、おそらく各家庭で子供に何を習わせるべきかと検討した結果、ジャンルごとのバランスを取っているのではないか、ということです。
子供の正常な発育には、身体を動かすばかりでも足りなければ、頭を使う学習一辺倒でもいけません。

身体を動かし筋肉を付け、心肺機能を高め、頭を使って思考力を鍛え、芸術的センスや感性も磨かねばなりません。
そうすると、複数の習い事を、なるべく方向性が重複しないように選ぶべきだという結論に達します。

上位の習い事について

第1位となった水泳については、やはり習い事として習わなければ、家庭で同様の設備を用意するのが通常不可能、という点が大きいと考えられます。
自前のプールを備えている家というのは、ほんの僅かの富豪くらいなものでしょうし、「泳ぐ」という体験をさせるには水泳教室に通わせるのが一番です。

また、水泳は心肺機能を高める訓練にもなりますし、全身運動なので関節に負担を掛けずに身体の様々な筋肉を鍛えられます。
小学校からプールの授業はあるので、水への抵抗感をなくしつつ泳ぎを身につけさせるという点からも、水泳を習わせるのは理に適っているといえるでしょう。

第2位となった英語・英会話については、子供に国際的な人物となってほしいという親の願いが反映された形となっていると見られます。
国際化というよりグローバル化がますます進んだ現代では、日本国内だけに活躍の舞台を限るより、全世界を飛び回れるようになったおいたほうが仕事も見つかりやすいでしょう。

さらに、日本国内にいたとしても海外から旅行や移住という形で外国人が入ってくることも多くなっており、外国へ行かなければ外国語を習得する必要もない、というわけでもなくなってきています。
中でも英語は主要な言語の一つですし、義務教育でも扱われ、大学入試に至るまで問われ続けますから、予習としての意味からも習わせる実益は大きいものといえます。

第3位となったピアノは、芸術系の習い事としてはもっともメジャーなものといえますし、感性を磨く上でも音楽に触れ、演奏を習うのは重要なことと考えられます。
ピアノ教室は他の楽器教室に比べて、大手から個人でやっているところまで数が多く、通いやすいというのもこのアンケート結果に反映されているとみられます。

水泳や英語と異なるのは、ピアノの弾き方が義務教育では扱われないという点です。独学で身につくものでもありませんし、何か音楽を子供に習わせたいという場合に、学校や自宅だけでは身につかないピアノが選ばれるのも、理解できるところでしょう。
ピアノを習わせる親の中には、自分も子供の頃にピアノを習っていたという人もおり、その流れで子供にも習わせてあげたい、という動機を持つこともあるようです。

時流の反映

このように見てくると、今習っているものとしての上位に挙がる習い事というのは、「自宅や学校では習えないもの」「今後の世の中の動きを見据えたもの」といったポイントを押さえているものであると捉えられます。

水泳は自宅で環境を用意できず、ピアノは学校で習いません。英語は今後社会で生きていく上で重要となってくる技能と考えられるものです。
つまり、お金と時間を掛けてでも習わせる価値のあるものかどうか、という親の判断が深く関わってくるのです。

習い事ランキングの活かし方

習い事ランキングに敢えて逆らってみる

ランキングは一つのデータですから、分析の仕方にも活用の仕方にもいろいろなやり方があります。
その中の一つが、「敢えて逆らってみる」というものです。

習い事を通じて子供の個性を伸ばしていきたいと考えるのであれば、手っ取り早いのが「他の子供とは違うものを習わせる」という方法です。
習い事ランキングで上位に位置するということは、それだけ習っている子供が多いということです。
つまり、習ったとしても他の子供と同じになるだけで、上手い下手でしか違いは生まれません。

それならば、むしろランキング下位の習い事にチャレンジさせてみるというのも一つの手と言えるでしょう。

ランキングに従うなら

もちろん、水泳の人気が第1位なら子供にも水泳を習わせてあげよう、というスタンスでも構いません。
その場合、同じように水泳教室に通う友達も多いでしょうから、交友関係を広げることもできますし、共通する話題も生まれてくるでしょう。

習っている子供の数が多ければ多いほど、そういった別の面でのメリットも得られるのです。

いずれにしても、ランキングはあくまでも参考に過ぎません。
大事なのは、子供本人の興味や能力との相性です。親がやらせたいことをやらせてみるのもいいですが、子供が乗り気かどうかということもちゃんと確認しましょう。

まとめ

子供の習い事を選ぶ上では、教室の立地条件や費用、そしてこういったランキングなど、様々な物差しがあります。
その中でも重要なのは、結局のところ子供が興味を持って主体的に取り組めるかどうかです。
せっかく習わせてあげるのなら、活き活きと子供がチャレンジできるものを与えてあげられるように考えたいですね。

コメント